荒川市民マラソン(2005.03.20)

第８回荒川市民マラソン完走記 2005.03.20

朝目が覚めると、かみさんが「大変！寝坊だ！」と大騒ぎしている。
何時かと思ったら乗ろうと思っていた電車の時刻の２３分前！「やば！」大慌てで着替えをすませ、急いで作ってくれたおにぎりをリュックに放り込み大慌てで駅へペダルを漕ぐ。武蔵野線と埼京線の車内で湯気の出るおにぎりを２コ人目を憚らずむしゃむしゃ食べる。この時点でガス欠の心配が出てきた。

浮間舟渡駅の大渋滞に巻き込まれ、会場にはスタート３５分前に到着。会社の陸上部仲間と合計４人で着替えをすませ、アップもそこそこにスタート位置へ行った。仲間の健闘を祈り、みんなで握手をして９時にスタート。予定通り花粉症マスクを掛けてのスタイルである。

川田君は最近上り調子で、私は負けっ放し。今回はリベンジのつもりで臨んだ。尾畑君はキロ６分で行くと言っていた。図師君はスタート時に後ろの方からスタートだったので、並んだ段階で別れてしまった。

スタートラインまでは約１分ロスした。スタート直後のオーバーペースに気をつけながらひたすらマイペースを目指す。

最初の５ｋｍ地点、２６分０７秒、スタートのロスタイムを考慮すれば、２５分０７秒だ。まずまずのペースだ。１ｋｍごとのラップも正確に５分前後で刻んでいった。１０ｋｍ地点、ラップは２４分５７秒。ほぼ正確に走れている。

途中走っているときにkuriさんに会った。後ろから併走されて声を掛けられた。kuriさんもキロ５分で行くという。しっかりした足取りだったのできっと大丈夫だろう。

２０ｋｍの手前でＡＲＴ鈴木さんに追い付いた。いつもの赤いウエアーとバンダナが目立っていた。

折返し地点ではミノルトトさんが応援に駆けつけてきてくれていたので、挨拶をして通り過ぎた。

その後３０ｋｍまでは５ｋｍごとのラップが２５分台で走ることが出来、自分でもペース配分は理想的な内容で推移しているのでこのまま行けばもしかして？の記録更新かもと身震いがした。が世の中そんなに甘くはない！

２５ｋｍ付近から川田君が見えなくなり、文字通り「一人旅」となった。
３２ｋｍ地点で、ふっとスピードが落ちた。ガス欠の前兆だ。朝食が不十分だったツケがここで出てしまった。同時に右足のすねに軽いけいれんも走った。

給水は１か所置きに取っていたのを、毎回取るようにした。また食べ物はあんパンやバナナなどを前半から食べていたが、さらに多めに取るようにした。

３５ｋｍのラップは２７分２５秒に落ちた。キロ５分半のペースに落ちている。
恒例のシャーベットは２種類頂いた。その間立ち止まってしまったので、足が冷えてしまい、走り出したときには膝がガクガクだった。

鉛の足を引きずって歩きに近いスピードで走る。何度か左右のすねにけいれんが走りそうになるのをだましだまし、走る。やっと４０ｋｍ地点に到着。ラップは３１分４９秒まで落ちた。ここでタイムは３時間３２分３０秒で、記録更新どころか今回の目標タイムの３時間４５分も危うくなってきた。

ゴールまでの２ｋｍちょっとではカメラマンが写真を撮っているのを知っていたので、ここで初めてマスクを外して走る。新鮮な空気が直接鼻や口から飛び込んでくる。花粉もたくさん吸い込んでいたのだろう。

一定のペースで走ろうとした今回の荒川市民マラソン。３０ｋｍまでは完璧に目標通りの走りが出来たが、３０ｋｍ以降で大きく崩れた。ガス欠も悔しいが、走り込みが出来ていないので当然の結果だろう。

ゴールは３時間４５分を切れるかどうかという絶妙のタイミングだったので、ゴール前でダッシュしたが、わずかに及ばす、３時間４５分０１秒でゴール。

スタートまで　　　　　　ラップ　　　　　累計
スタート地点　　１分００秒　　　　　　１分００秒
　５ｋｍ　　　　２５分０７秒　　　　　２６分０７秒
１０ｋｍ　　　　２４分５７秒　　　　　５１分０４秒
１５ｋｍ　　　　２５分３５秒　　１時間１６分３９秒
２０ｋｍ　　　　２５分１７秒　　１時間４１分５８秒
２５ｋｍ　　　　２５分２７秒　　２時間０７分２４秒
３０ｋｍ　　　　２５分５７秒　　２時間３３分１６秒
３５ｋｍ　　　　２７分２５秒　　３時間００分４１秒
４０ｋｍ　　　　３１分４９秒　　３時間３２分３０秒
ゴール　　　　１２分３２秒　　３時間４５分０１秒
ネットタイム　　　　　　　　　　３時間４４分０１秒）　　

川田君は３時間５２分、尾畑君は４時間２６分、ふたりとも足にまめや膝の痛みを残してのゴールとなった。図師君は４時間台で完走できて良かった。
ようやく川田君にリベンジが出来てほっと一安心だ。

今シーズンの平地でのレースは荒川が最後で、２週間後の青梅高水山岳マラソンからは、１０月のハセツネまでは山岳レースを中心に参加する予定。来週は高尾山での練習を再開したい。